ローリスクのころがし競馬予想ブログ：コロガシ競馬

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阪神１１レース

大阪杯

流れる傾向にある大阪杯ですが、今年はヤマカツライデンの参戦によって例年通りの傾向となりそうです。
このレースはＧ２時代からもリピーターが好走する傾向にあります。

キタサンブラック　16年2着→17年1着
キズナ　14年1着→15年2着
トウカイパラダイス　13年4着→14年2着
ショウナンマイティ　12年1着→13年2着
エイシンフラッシュ　11年3着→13年3着
ドリームジャーニー　9年1着→10年3着

今年は昨年3着のヤマカツエースが参戦となりますが、今年は内枠でロス無く進めてラビットのヤマカツライデンが最後に内を開けて進路を確保してくれそうな枠並びとなりました。
この中間はビッシリと追われて好時計をマークしており、絞れて本領発揮の舞台と言えます。
この馬は昨年もそうでしたが、春は2戦して休養に入るため、ここがメイチの1戦となります。
天皇賞を目標にしているミッキースワローや宝塚記念狙いのシュヴァルグランに比べると陣営の本気度が高い1頭と言えます。

８アルアイン
今回、条件的には合うのは間違いない馬で、先週日曜の阪神芝は高速状態にシフトしており、今週も高速馬場が確定的です。
高速馬場適性が高い馬だけに、今の馬場はプラス材料ですが、高速化すると前がペースを上げきれなくなるため、後続の末脚も削ぎ切れずに差し馬が優位となる可能性もあります。
同馬は前目から逃げ馬に対してプレッシャーをかけるというようなパターンをこれまで見せていないだけに、折り合い面を怖がってダービーのようなパターンになることだけは避けた展開です。
同馬で皐月賞を制した松山騎手ですが、ダービーでは道中で折り合い重視の競馬で良い位置を取れていましたが、４角でも直線でも前に入られて最後は外の馬にも抜き去られてしまい、何もできずに５着。
（このレースで松山騎手は降ろされる結果となりました。）
ルメール騎手に乗り替わったセントライト記念ではスローの流れになってしまったことでミッキースワローにキレ負けしており、右回りとはいえスローからの決め手勝負ではスワーヴリチャードもシュヴァルグランも強敵となります。
ペースを緩めずに中距離的な競馬にしてしまったほうがこの馬にとってはライバルも減りますが、ペースを上げればダンビュライトは強敵となってきます。
それでも皐月賞では先着できているようにやはり積極的にレースの流れに乗って平均までは引き上げた方がチャンスは大きくなります。
川田騎手も先週の高松宮記念制覇で勢いに乗っており、積極的なレース運びでこの馬の良さを引き出してほしいところです。
スピードを活かせれば勝ち負けできる1頭と言えます。